詩 「生きている」
- 荒牧 直子

- 2024年6月16日
- 読了時間: 2分
いつもどおりのマンツーマン授業で
生きる
谷川俊太郎 詩
を
・ミニスカートってちっちゃいスカート?
・ヨハン・シュトラウスはヨーロッパで暮らしていそう
・ピカソって戦争反対!の絵の人ですよね?
・赤ちゃんは毎日何人ぐらいうまれるのかな?
・とどろく、辞書で調べます
などとやり取りしながらじっくり味わいました。
みなさんとても感受性豊かで、私も今までとはちがった「生きる」を味わうことができて毎時間、新鮮な気持ちでした。
その後
あなたにとって
生きる って
どういうことかな?
生きているなぁ
と感じるのははどんな時?
どんなこと?
と9人(2~6年生)の生徒さんそれぞれから言葉を受け取りました。
受け取った言葉で詩を作ろうという私の計画を伝えながら、授業を進めていたところ
Kさん6年生が
「自分が最後の言葉を考えたい」
と言ってくれたので、監修もお願いすることにしました。
以下、全文です。
タイトルは「生きている」。
生きている
ジェットコースターに乗っているとき
気持ちが一つじゃない ゴチャゴチャ
緊張と興奮
風のように速い
転んで痛みを感じるとき
友達としゃべっているとき
家族でおいしいものを食べているとき
リコーダーをふく
けんばんハーモニカをふく
まちがわないようにドキドキする
なわとびで二重とびをとぶ
きついけど楽しい
飼い犬の のびたがおもいということ
のびたがくさいということ
のびたがあったかいということ
友だちや自分の写真を見ると
確かに生まれて生きていると実感する
自分の全身が鏡では見えるけど
本当の自分の体を見ることはできない
死を悲しむこと
時間が足りないと思うこと
様々な鳥の話し声が聞こえるということ
これからのことを考えているということ
自分を主張するということ
ーおわりー
2年生 Aさん・Eさん
4年生 Yさん・Tさん
5年生 Tさん・Mさん・Yさん
6年生 Kさん・Kさん
以上9人による合作です。
いいものができるだろうと
予想はしていました。
していましたが
ここまでの大作になるとは!
子どもたちの言葉に圧倒されています
#オンライン国語塾#海外駐在#海外駐在習い事




コメント