もったり
- 荒牧 直子
- 2024年1月6日
- 読了時間: 2分
画像はTさん(4年生)が作ったケーキ。
全体のデコレーションも断面もとても美しい仕上がりです。
今回はスポンジケーキを自分で焼いてデコレーションしたいということで、これを授業の材料としました。
一緒にネット上から探したレシピを、さらに要約してノートに書いてもらいます。
ふだんのレシピおこし同様、万人にわかり安く伝えるための簡潔で客観的な文章を目指します。
と、ここで
もったりするまで泡立てる と言う表現が出てきました。
もちろん、調理中の生地の様子をオノマトペで表わしているのですが
Tさんからは どんな状態ですか? と質問。
「粘りが出てきて手応えが重たくなっている状態。」と説明してもよかったのですが
百聞は一見にしかず
せっかくなので調理中に もったり を体験してもらう事にしました。
いよいよ調理当日、
生地がもったりしてきたところで、
私:はい、今!もったりです!
Tさん:おー!これねー
これで確実に もったり がTさんの言葉になったのではないかと思います。
おまけ:
Tさんが調理中、アシスタントについてくれたお姉さん(当塾卒業生)が、湯せん調理が終わった後の湯温について
「ふたを閉め忘れて2時間ぐらい経っちゃったお風呂のお湯みたい」と表現してくれました。
ぬるすぎてとてもじゃないけど浸かれないような感じが伝わってきますね。
流石です。
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