まるでカウンセリングのような
- 荒牧 直子

- 11月29日
- 読了時間: 2分
「なんだか体が重たいです」
そんなTさん・4年生の訴えから授業がスタートしました。
みかんを食べながらの訴えではありますが
穏やかではありません。
授業を続けられそうかとの問いには
大丈夫とのこと。
みかんを食べ続けるTさんと、
みかんの美味しい時期になったよね
ついつい何個も食べちゃうよね
このみかんジュースもおいしい
などと、どうでもいい話からはじめて
ぽつぽつと
こんな、いやなことがあった
(そういえば前回もそのようなことを話していたなぁ)
・・・きっと、ストレスがたまってるから
体が重たいんだと思う
絡まった糸をほぐすように
言葉にしてくれました。
そうだったのね。
体、軽くしたいね
するとTさん
「ぼくを(Zoomの)ホストにしてください。
ストレスをなくす方法を調べます」
彼なりに理由もわかったし、
ストレス解消方法を探そうというわけです。
片っ端から試すというので、
どのくらいストレスが解消されたか言ってもらいます。


最後にはこの表情で終わることができて
ひと安心。

私は「過去と他人は変えられない」と理解しているつもりですが
それでも、
あの時こうしていれば、とか
あの人がこうしてくれたなら とか
思ってしまいます。
しかし、Tさんは、体の変化に気づき、それを言語化し
「ストレス」を解消する方法をとにかくやってみる
という行動をとりました。
未来と自分はいつでも変えられるもんね。
Tさん、大事なことを思い出させてくれてありがとう。



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