暮らしを綴る 第三弾
- 荒牧 直子

- 7月13日
- 読了時間: 3分
Tさんが3年生の時にはじめた暮らしを綴るシリーズ。
「目玉焼き」に続く第三弾、
「トイレ掃除」の紹介です。
授業内容は以下の通りです。
1週目・トイレ掃除をしながら実況中継(私がメモします)
2週目・1週目のメモを見ながら私と一緒に作文
3週目・2週目の作文をプリントアウトしてもらい更に推敲。
推敲したものを視写または速読み。
このことで作品をしっかり自分のものにします。視写か速読みかは本人の希望で決めます。
トイレ掃除を綴りたいとは、紛れもなくTさん本人の希望だったのですが…
どのくらい「面倒くさい」と感じているのかが、しっかり伝わってくる作品です。
それにしても大変手際の良いことに驚きました。
なんだかんだ言って、手慣れていることは間違いないと思います。
🚽🚽🚽🚽🚽🚽

トイレ掃除
おもしろくなくて、面倒くさいトイレ掃除。
しないでいいならしたくない。
もし、トイレ掃除をやらなかったらお母さんにおこられるからしかたない。
それでもやらなきゃいけない時の掃除のしかた
面倒くさい①
つかいすての手袋をつけます。
便座をあげます。
面倒くさい②
トイレマジックリンを便器のふちにシュッシュして
トイレットペーパーでふいたら流します。
注意:トイレットペーパーをたくさん使うとつまる。
面倒くさい③
トイレットペーパーを包帯のようにグルグル手に巻きつけて、その手で便座と便器の間をおくふかくまでふきます。
面倒くさい④
うでまくりをします。
便座にシュッシュして、トイレットペーパーで 便座のうらも、ふちもよくふきます。
便座のふたもシュッシュしてふきます。
面倒くさい⑤
ごみ入れ、トイレットペーパー(ストック)、スリッパを外に出して、
床にシュッシュッしたら、便器の後ろまでふきます。
外に出した、ごみいれ、トイレットペーパー(ストック)、スリッパをもとにもどします。
てぶくろをはずしたらすてて、手を洗います。
ぼくは、面倒くさいことが終わってすっきりしました。
みんなも面倒くさいけどやってみてください。
そうすると気持ちいいと思います。
ぼくは思ったことないけど。
🚽🚽🚽🚽🚽🚽
授業のトイレ掃除の後
「あー楽しかった。楽になったでしょ、お母さん」
とは、Tさんのつぶやき。
泣かせる~




コメント