ぼくは算数が得意です。
- 荒牧 直子
- 2024年10月3日
- 読了時間: 2分
ぼくは算数が得意です。
特にとても難しい問題が好きです。
なぜなら解けたときに達成感を味わえてうれしくなるからです。
この達成感は、ぼくの得意な野球では味わえません。
というYさんに、「とびきりむずかしい」と私が思う
タングラムを出題したところ
すっかりはまってしまい
4週連続タングラム三昧でした。
ちなみにタングラムとは
正方形を7つのピースに分割して、それらを組み合わせて図形を作るパズルです。
一般的には
創造性や空間認識能力、図形感覚、想像力、集中力、巧緻性、思考力などを育む
効果がある、2~4歳頃の知育パズル
という印象が強いかも知れませんが
小学校の算数の教具でもあります。
今回はタングラムで作られたシルエットだけを見ながら
同じように完成させる という問題です。
例えばアルファベットの「F」
問題

答えは

というふうです。
初回、Yさんは絶対自分でやり遂げるとう、強い意志の元
「ヒントだそうか?」という私の呼びかけに全く応じず
シ~ンとしたまま、あっという間に時間が来てしまいました。
しかしYさんは
「まだ、終わりたくない。ZOOMつないだままにしてください」と言うのです。
幸いこの日はこれが最後の授業でしたが
私としては、お腹が空いていないかとか
脳が疲れすぎないかしらとか心配で
本人に確認して続行することにしました。
Yさんからは「先生は自由にどうぞ、できたら呼びます」と
お気遣いまでいただきましたので、
Yさんのおうちの方に電話して状況説明をし、
猫の餌やりもしてPC前に戻りました。
おそらくトータル90分近くがんばったと思うのですが
ギブアップ!
しかし答え合わせをしてすっかりコツをつかんだようで
2回目からはYさんに私がヒントをもらったり
(出題しておきながら、わからん!)

2人で
「大きい三角形の右下に正方形じゃないですか?」
「この菱形を下方向にスライドしてみるとどうかな?」
などと助け合ったりしながら
完成させることができ、二人で拍手(^^)
Yさんと2人、脳内にドーパミンがたっぷり分泌されたのでした。
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