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ぼくは算数が得意です。

ぼくは算数が得意です。

特にとても難しい問題が好きです。

なぜなら解けたときに達成感を味わえてうれしくなるからです。

この達成感は、ぼくの得意な野球では味わえません。


というYさんに、「とびきりむずかしい」と私が思う

タングラムを出題したところ

すっかりはまってしまい

4週連続タングラム三昧でした。


ちなみにタングラムとは

正方形を7つのピースに分割して、それらを組み合わせて図形を作るパズルです。

一般的には

創造性や空間認識能力、図形感覚、想像力、集中力、巧緻性、思考力などを育む

効果がある、2~4歳頃の知育パズル

という印象が強いかも知れませんが

小学校の算数の教具でもあります。


今回はタングラムで作られたシルエットだけを見ながら

同じように完成させる という問題です。


例えばアルファベットの「F」


問題
















答えは















というふうです。




初回、Yさんは絶対自分でやり遂げるとう、強い意志の元

「ヒントだそうか?」という私の呼びかけに全く応じず

シ~ンとしたまま、あっという間に時間が来てしまいました。

しかしYさんは

「まだ、終わりたくない。ZOOMつないだままにしてください」と言うのです。

幸いこの日はこれが最後の授業でしたが

私としては、お腹が空いていないかとか

脳が疲れすぎないかしらとか心配で

本人に確認して続行することにしました。


Yさんからは「先生は自由にどうぞ、できたら呼びます」と

お気遣いまでいただきましたので、

Yさんのおうちの方に電話して状況説明をし、

猫の餌やりもしてPC前に戻りました。


おそらくトータル90分近くがんばったと思うのですが

ギブアップ!


しかし答え合わせをしてすっかりコツをつかんだようで

2回目からはYさんに私がヒントをもらったり

(出題しておきながら、わからん!)











2人で

「大きい三角形の右下に正方形じゃないですか?」

「この菱形を下方向にスライドしてみるとどうかな?」

などと助け合ったりしながら

完成させることができ、二人で拍手(^^)


Yさんと2人、脳内にドーパミンがたっぷり分泌されたのでした。







 
 
 

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