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折り紙先生 手記


ぼうけんでは実際の体験をとおして、自分の言葉で表現する楽しさと技術を学びます。



作文の場合、全体の構成と比喩表現やオノマトペを用いての臨場感ある表現はもちろんのこと、特に大切にしているのはお子さん自身の思いや感じたことを本人がしっくりくる言葉で表わすことです。



そこで、作文の前には私からのインタビューという形式でたくさんおしゃべりしてもらいます。


冒頭はどうしようか?


楽しかったというと、どんな風に?


その時のあなたの気持は?詳しく知りたいです



と質問を重ねます。



以下に紹介するのは 先回の折り紙先生Mさん(5年生)の作文です。



ホッとしました。」という表現が私は好きです。

折り紙先生として計画、準備、実践をやり遂げたMさんだからこそ出た言葉だと感じたからです。


※「玩具」は特別な読みの漢字ゲームでMさんが習得したものです。

「おもちゃ」と読んで下さい。

また、ぼうけんでは生徒が書きたいと言えば未習漢字でも教えて書いてもらいます。





折り紙教師


 今日、わたしは先生に折り紙を教えました。


 万華鏡と爪です。


 万華鏡は8枚の折り紙を使ってくるくる回して遊ぶことができる玩具です。くるくる回せて形が変わるのでドーナツや星にも見えます。こわれにくいけれど、万が一こわれてものりさえあれば直せます。さらに、大人でも子どもでも家族一緒に楽しむことができます。


 爪は折るのがかんたんで指にはめて戦いごっこにも活用できる玩具です。目に当たったらけがをするかも知れないので、注意して遊ぶことが大切です。


 なぜ、この2つを教えようとしたかというと、前に先生に難しいのを教えたけれども、先生が説明をきいてスラスラ作ってしまったので、今度も簡単だったらすぐできるのではないかなと思って中くらいの難しいのにしました。また、この組み合わせで時間がばっちりと思って計画しました。


 教えてみて思ったことは、自分も作ることができて教える力も付くし相手も折り方をおぼえることができる上にお互いに楽しめるので、やってよかったということです。


 折り方の説明も「頂点、辺、線、~の形のように」と工夫し、時間通りにできたのでホッとしました。そして、荒牧先生が私の教えた折り紙を初めて作ったのに最初から最後まで作ることができて大成功でした。







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